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2017年6月15日

H29年度 第3回 固体物理セミナーを開催します

H29年度 第3回 固体物理セミナー(平成29年度シグマ講演会)

日時:6月15日(木)14:45-16:15
場所:基礎工学部 国際棟 Σホール
講師:山本 喜久
(JST革新的研究開発推進プログラム(ImPACT))
題目:「量子限界で動作する光ニューラルネットワーク」
         
概要: 
量子雑音を用いて解を探索する新しい計算原理「光ニューラルネットワーク」の概念、原理、実装、機能について紹介する。このマシンでは、長さ1 kmの光ファイバ・リング共振器中に生成されたN個の縮退光パラメトリック発振光パルスが量子ニューロンとして使われる。真空スクイーズ状態にある光パルスは、0相とπ相の重ね合わせ状態を取り、量子並列探索を可能とする。一つの光ホモダイン検波器とFPGAフィードバック回路がN 2本の量子シナプス結合を実装する。近似ホモダイン測定による波束の部分的収縮とフィードバックによる波束の変位により、量子レベルで解の探索が実行される。選択された量子レベルの解は、パラメトリック発振を介して古典情報に増幅され、計算結果として出力される。非対称結合リカレント型ニューラルネットワーク構造を持つマシンは、NP完全k-SAT問題を解くことができる。一方、対称結合直流場付ニューラルネットワーク構造を持つマシンは、NP困難イジング問題を解くことができる。N = 100ニューロンとN 2 = 104個のシナプス結合を持つスタンフォードマシンとN = 2000ニューロンとN 2 = 4 x 106のシナプス結合を持つNTTマシンの実機性能を、量子アニールマシンや古典ニューラルネットワークと比較した結果を示す。

問合先:若林 裕助 
    E-mail:wakabayashi[@]mp.es.osaka-u.ac.jp
    ※メールでご連絡の際は@前後の[ ]を外してください