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物質・材料研究機構、産業技術総合研究所訪問

3月2日、3日につくばにある物質・材料研究機構と産業技術総合研究所を

を訪問しました。両研究所とも国家政策としての科学技術開発を推進する
研究所で、将来の就職やインターンシップの可能性の視点も含めての
訪問です。

物材機構では研究者の資質に合わせて全く自由に研究テーマを選択、
個人ベースで推進するグループと、目的を決めてチームで推進するグループ
が両立しており、さらに30年、40年といった長期間材料の寿命試験に
取り組むグループが活動している複合的な運営を見ることが出来た。
産総研では物材機構よりは事業をより強く意識した取組を展開しており
部門制とセンター制を活用して基礎研究をしっかり進めながら、
応用が見えた時点で原資を集中させて事業化を加速するメリハリの
有る運営を行っている様子が理解出来ました。

産総研の見学では、昼食時に今回の見学の手配をいただいた企画部門の
田嶌さんから、ご自身が博士課程修了後、ポスドク、任期付き所員、
テニュアの所員というステップを踏んで現在に至った経緯や、その時
考えていたことなどをスライドを使って詳しく紹介して頂きました。

両研究所とも見学の後に1時間弱の時間をとっていただき、部門長や
センター長との懇談を行いました。履修生から国研としての位置づけと
企業とのコラボレーションの関係、テーマのフェーズと取組み方の差異、
テーマアップの仕組、アングラテーマについて、産総研や物材機構
の所員になるには、所員の評価といった具体的質問や、
博士研究者に求められることなど積極的な質問がなされました。
それに対して、丁寧に具体的に説明いただき、履修生にとっては
多くのことを学び啓発された2日間でした。

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