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第4回カデットバルを開催しました

11月10日(火)産業技術総合研究所 ナノエレクトロニクス研究部門 原史朗グループ長をお招きしました。

バルでは先生のこれまでの経歴をご紹介いただく中で、半導体産業の基礎的な課題や量産・事業の課題についてご紹介をいただきました。次いで、現在取り組んでおられる「ミニマルファブ」プロジェクトのご紹介と、開発された小型の製造装置のパフォーマンスについてのお話をいただきました。詳細な市場の分析、世界の研究開発の取組みのリサーチ結果を元に開発すべきセグメントとターゲットを明確にしたミニマルフファブの思想に基づき、研究開発を進め高い性能を実現している現状のお話をいただきました。終始エネルギッシュな語り口で参加した履修生も学ぶことの多いバルでした。

履修生からは
本当に刺激的カデットバルでした。お教えいただいた内容自体も非常に勉強なりました。
自らの研究の課題から、独自のマーケティングを元にして新たな産業構造を提案すること。
このプロセスには、課題発見からその解決法の提案を定量的に行う博士の能力というものが本当の意味で活かされていると感じました。
聞いていてすごくわくわくする話でした。ミニマルファブという構想を立ち上げるまでの、地道な調査に10年かけ、立ち上げてからその調査結果が生きて、かなり多くの企業が参加するという、巨大なプロジェクトになっているところが印象的でした。
といった感想が寄せられています。

 

 

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