活動報告Reports
第3回カデットバルを開催しました。
2015年7月29日
今回は新日鐵住金(株)の潮田浩作顧問をバルマスターにご招待し「カデットプログラム履修生への期待」と題してお話を頂きました。
日本のモノ作り産業が置かれている状況を踏まえて、博士課程に学ぶ履修生が取組むべき課題、日々の研究活動で留意すべきポイントを分かりやすくお話を頂きました。最後には熱力学の法則を使って研究者としてのモチベーションを与えて頂きました。
参加した履修生からは、大学ではほとんど聞くことのできない’企業人’として大学の学びの重要性や研究者の自立性を聞くことができてとても有意義でした。あのような日本の将来に注目した企業人の熱のこもった講義は貴重な経験でした。
基礎学力をもっと鍛えて欲しい、という言葉に盲点を突かれた。普段の研究生活では忘れがちだが本当に重要なことだと思うので、今後意識的に取り組んでいきたい。産業界が博士号取得者に期待するものを明確に話していただき、今後の学生生活やキャリアパスを考える上で非常に参考になった。といった感想を頂きました。