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異分野に触れる「研究室ローテーション」レポート

カデットプログラムは、自分の専門以外の研究室で3か月間研究を行う「研究室ローテーション」を必修科目としています。
今年度は33名の履修生・準履修生が、自分の所属する研究室を飛び出して研究室ローテーションに取り組んでいます。
誰もが初めての経験で試行錯誤しながらの毎日を送っています。今回はその中から1名のレポートをお届けします。

「視野を広げる3ヶ月」 基礎工学研究科・石渡研究室 ⇒ 工学研究科・佐伯研究室

私は現在、工学研究科応用科学専攻の佐伯研究室に通い、有機薄膜太陽電池について機械学習を活用した研究を行っています。
私の主専門である物性物理から大きく離れ、有機化学や機械学習に関する勉強を行いながら研究を進めていく生活は忙しく大変な一面もありますが、同時に充実感もあります。また、このような異分野の勉強と研究を通して、物性物理の中では培われることがなかったかもしれない「物質」「データ」の見方が備わってきたのではないかとも感じています。研究室ローテーションは二ヶ月ほど経ち、少しずつ研究室の雰囲気に慣れてきました。
この経験がいつしか自分のメインの研究に何かしらの着想をもたらしてくれることに期待しながら、残りの期間を楽しく取り組んでいきたいと思います。
基礎工学研究科 博士前期課程1年 小林 康仁

 

 

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