物質科学ユニット カリキュラムCurriculum

物質科学ユニット 履修方法

本ユニットでは、物質科学ユニットコア科目から必修科目2単位、選択必修科目6単位、異分野専門科目から2単位以上を含む計10単位以上を修得する必要があります。
本ユニットは、リーディング大学院プログラムである「インタラクティブ物質科学・カデットプログラム」(以下カデットプログラム)として運営されます。理工情報系オナー大学院プログラムの物質科学ユニットで採用されるとカデットプログラムの準履修生として処遇されます。カリキュラムや修了要件などが他のユニットとは異なります。

物質科学ユニット 履修方法

研究室ローテーション

自分の専門以外の研究領域に属する研究室での研究・教育指導を体験することで、「高度な専門性」に加えて、1. 主専門とは異なる研究手法、研究領域をまたがる知識や視点を備えた「複眼的思考」「俯瞰的視点」、2. 専門分野の異なる研究者と議論できる「コミュニケーション力」を習得することを目的とします。

実施期間:連続する約3か月間

物質科学国内研修

「物質科学国内研修」では、大学の研究室を離れて異分野経験を行います。 企業の研究現場や技術開発に従事する、あるいは省庁等の組織の一員として活動する等の実践経験から、科学技術が実際に活用されるために必要となる視点の獲得、 チームやグループで仕事を進めるために求められるスキルへの気づきなど、プログラムが目指す「コミュニケーション力」、「柔軟性」、 「複眼的思考」の獲得を目指しています。 
企業でのインターンシップを主としていますが、連携先機関の理化学研究所、および情報通信研究機構といった、 世界に誇る最先端物質評価施設も国内研修先としています。 

実施期間:連続する約3か月間

物質科学海外研修

「物質科学海外研修」は、海外の企業や大学、教育研究機関における研究を主とするインターンシップです。 英語による研究ディスカッションや、研究室での生活により実践的なコミュニケーション力の習得はもちろん、 世界を相手に自らの考えを認めさせることができる「国際突破力」や、自分の主専門とは異なる研究手法、 研究領域に対する興味を持ち、「ものづくりと評価分析」、「理論と評価分析」などの複数の実践を伴う知識に立脚した「複眼的思考」、 さらには「俯瞰的視点」を養うことを目的に行います。 

実施期間:連続する40~90日

Qualifying Examination

Qualifying Examination(QE)とは、アメリカの博士課程教育で広く行われている、博士課程学生が博士論文研究を主体的に遂行できる基礎力を審査する仕組みです。履修開始年度によって異なりますが、物質科学ユニットでは、博士前期課程2年次修了時、博士後期課程2年次修了時のいずれかにQEを課し、博士論文執筆および修了に必要な素養が蓄積されているかを評価します。

また、博士後期課程3年次終了時 には、本プログラムの修了審査会Final Examinationで成果を発表します。

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