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インターンシップ報告会(海外)を開催します
2017年12月20日(水)
H29年度第1回カデットプログラム インターンシップ報告会(海外)を開催します。
インターンシップやカデットプログラムに興味のある方はお気軽にご参加ください。
なお、事前申込は不要です.
日時: H29年12月20日(水)9:30~14:30
場所: 豊中キャンパス 文理融合棟7階 講義室3
H29年度 第5回 固体物理セミナーを開催します
2017年12月19日(火)
平成29年度 第5回 固体物理セミナー
日時:12月19日(火)16:20-17:50
場所:基礎工学研究科 講義棟 A304
講師:工藤 哲弘 助理研究員
(National Chiao Tung University, Taiwan)
題目:「レーザー捕捉下における多粒子系内で生じる集団挙動」
概要:レーザー集光下において粒子は光力を受け、光照射内に捕捉され、その中で集合体が形成される。近年我々は、その多粒子から構成された集合体が光照射範囲内から外へ動的に発展する現象を見出してきた。光が集合体の中から外に向かって伝搬及び散乱し、その光がさらに集合体を発展させる。つまり、光と多数の粒子から成る集合体が動的及び相互に発展した新しい秩序構造がレーザートラッピング下で得られていると考えられる。さらにこの集合体は光の偏光に応じた構造を形成する。本講演では、以下の二つの結果について発表する。
(i) 光伝搬によるコロイド粒子集合体の動的発展: レーザートラッピングにより界面で形成されたポリスチレン粒子の集合体の中心から外へ光が伝搬するときに、粒子が並んで出来た角が突き出た集合体が形成される。
(ii) 光散乱による金ナノ粒子集合体の動的発展: 同様に金ナノ粒子を界面でレーザートラッピングすると、双極子モーメントの放射パターン状に広がった集合体が動的に形成される。
問合先:石原 一(基礎工学研究科教授)
カデットプログラム履修生募集説明会を開催します
2017年12月13日(水)
カデットプログラムではH30年度第6期生を募集するにあたり説明会を開催します。
説明会ではプログラムの概要説明や皆さまからの質問にお答えする機会を設けています。
来年から大学院へご進学の皆さまは、この機会にぜひお越しください。
日時:12月13日(水)
13:00~14:00 (吹田)工学研究科・C1-111講義室
※C-312から教室変更となりました
15:00~16:00 (豊中)文理融合棟7階・共通講義室3
Sir Martin Wood Prize Lecture in Osaka University のご案内
2017年12月7日(木)
【日時】 2017年12月7日(木)
【会場】 大阪大学豊中キャンパス 基礎工学部 国際棟シグマホール
【プログラム】
13:30 - 13:35 開会挨拶
清水克哉氏 (大阪大学基礎工学研究科附属極限科学センター 教授)
13:35 – 13:45 サー・マーティン・ウッド賞と本日の講演者のご紹介
遠藤康夫氏 (ミレニアム・サイエンス・フォーラム運営委員/
東北大学 名誉教授)
13:45 - 14:25 第19回(2017年)サー・マーティン・ウッド賞受賞 山本倫久氏
東京大学工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センター 特任准教授
「電子波の位相の検出と制御」
14:25 – 15:05 第5回(2003年)サー・マーティン・ウッド賞受賞 藤澤利正氏
東京工業大学理学院 教授
「低次元半導体構造中の電子ダイナミクス」
15:05 – 15:10 閉会挨拶
清水克哉氏 (大阪大学基礎工学研究科附属極限科学センター 教授)
15:10 – 16:00 交流会
本講演会に関するお問合せは、ミレニアムサイエンス・フォーラム事務局までご連絡ください。
http://www.msforum.jp/inquary/
H29年度 第4回 固体物理セミナーを開催します
2017年11月16日(木)
平成29年度 第4回 固体物理セミナー
日時:11月16日(木)14:40-16:10
場所:基礎工学研究科 講義棟 A403
講師:冨嶋 茂樹
(Intel Corporation, Intel Labs)
題目:「エレクトロニクス分野におけるメモリ・デバイスの物理と種類」
概要:
昨今のエレクトロニクスの発展には、CPUの進歩と同時にメモリデバイスの進化が必須です。
何故ならば、CPUが演算処理をするのに、演算する前の、または、した後のデータを記憶しておく場所が必要だからです。
主に、プロセス技術の微細化、トランジスタの特性向上によって、性能アップしてきたCPUと比べると、メモリ・デバイスは、データの記憶メカニズム、材料からして、色々な種類と住み分けがあります。
このセミナーでは、エレクトロニクス分野のメモリ階層構造の紹介から、各階層に位置しているメモリ・デバイスの紹介、そして、最近提案されているの新規メモリ・デバイスと、
半導体業界での最新メモリ情報をご紹介します。
問合先:鈴木 義茂(基礎工学研究科教授)
リーディングプログラム合同説明会(吹田)のご案内
2017年10月25日(水)
大阪大学の大学院「博士課程教育リーディングプログラム」より
3つのプログラムの合同説明会を開催します。
来年から大学院へ進学・進級される皆さまのご参加をお待ちしております。
日時:10月25日(水) 17:00 ~ 18:40
会場:吹田キャンパス 銀杏会館・三和ホール
※豊中キャンパスは10月13日の開催になります。
リーディングプログラム合同説明会(豊中)のご案内
2017年10月13日(金)
大阪大学の大学院「博士課程教育リーディングプログラム」より
3つのプログラムの合同説明会を開催します。
来年から大学院へ進学・進級される皆さまのご参加をお待ちしております。
日時:10月13日(金) 17:00 ~ 18:40
会場:豊中キャンパス 基礎工学国際棟・Σホール
※吹田キャンパスは10月25日の開催になります。
セミナー開催のご案内
2017年7月21日(金)
下記の日程でマルチフェロイックなCuOの高圧物性に関する理論研究のセミナーを開催します。
興味のある方は是非ご聴講ください。
日時:7月21日(金) 16:20~
場所:基礎工G棟2Fセミナー室(G215-221)
講師:Prof. Xavier Rocquefelte (Université de Rennes 1)
題目:Magnetism and multiferroism in cupric oxide under very high pressure
概要:こちら
第3回 プレミアムドクターフライデーのご案内
2017年6月30日(金)
4月から始まったプレミアムドクターフライデー(PDF)の第3回が吹田キャンパスで
開催されます。
今回はカデット2期生・基礎工学研究科の山神さんが発表を行います。
テーマは「遷移金属錯体の放射光軟X線吸収分光」です。
日時:6/30(金) 18:00~
場所:吹田キャンパス センテラス・サロン(センテラス3階)
AHMF & Cadet Program Joint Seminarのご案内
2017年6月20日(火)
下記の通り先端強磁場科学研究センターとの共催セミナーを開催いたします。
AHMF & Cadet Program Joint Seminar
先端強磁場科学研究センター&カデットプログラム共催セミナー
講師 (Speaker): Dr. Karlo Penc
(Institute for Solid State Physics and Optics, Wigner Research Centre for Physics, Hungarian Academy of Sciences, Budapest, Hungary)
日時 (Date & Time): 16:30-18:00, June 20, 2017
場所 (Venue): H601 Meeting room (H棟601,セミナー室B)
タイトル(Title) : Spin nematic phases : theory and materials
要旨 (Abstract): I will explore the possibility for spin systems to develop a type of order that breaks the O(3) spin symmetry but does not have a magnetic moment. Such ordering is usually referred to as multipolar or nematic, with quadrupolar being the simplest example. These phases have been found in S=1 Heisenberg models extended with biquadratic exchange, in certain S=1/2 Heisenberg models with both ferromagnetic and antiferromagnetic exchange couplings, and in models with cyclic ring-exchange terms. I will present methods which can be used to understand and characterize quadrupolar and nematic phases. While quadrupolar/nematic ordering is well documented in model systems, it has not yet been identified unambiguously in real materials, although there exist some promising candidates. I will also touch on the magneto-electric coupling, which may allow to observe spin-nematic waves by electromagnetic radiation.
問い合わせ先:先端強磁場科学研究センター 萩原政幸
Masayuki Hagiwara (Center for Advanced High Magnetic Field Science)
H29年度 第3回 固体物理セミナーを開催します
2017年6月15日(木)
H29年度 第3回 固体物理セミナー(平成29年度シグマ講演会)
日時:6月15日(木)14:45-16:15
場所:基礎工学部 国際棟 Σホール
講師:山本 喜久
(JST革新的研究開発推進プログラム(ImPACT))
題目:「量子限界で動作する光ニューラルネットワーク」
概要:
量子雑音を用いて解を探索する新しい計算原理「光ニューラルネットワーク」の概念、原理、実装、機能について紹介する。このマシンでは、長さ1 kmの光ファイバ・リング共振器中に生成されたN個の縮退光パラメトリック発振光パルスが量子ニューロンとして使われる。真空スクイーズ状態にある光パルスは、0相とπ相の重ね合わせ状態を取り、量子並列探索を可能とする。一つの光ホモダイン検波器とFPGAフィードバック回路がN 2本の量子シナプス結合を実装する。近似ホモダイン測定による波束の部分的収縮とフィードバックによる波束の変位により、量子レベルで解の探索が実行される。選択された量子レベルの解は、パラメトリック発振を介して古典情報に増幅され、計算結果として出力される。非対称結合リカレント型ニューラルネットワーク構造を持つマシンは、NP完全k-SAT問題を解くことができる。一方、対称結合直流場付ニューラルネットワーク構造を持つマシンは、NP困難イジング問題を解くことができる。N = 100ニューロンとN 2 = 104個のシナプス結合を持つスタンフォードマシンとN = 2000ニューロンとN 2 = 4 x 106のシナプス結合を持つNTTマシンの実機性能を、量子アニールマシンや古典ニューラルネットワークと比較した結果を示す。
問合先:若林 裕助
E-mail:wakabayashi[@]mp.es.osaka-u.ac.jp
※メールでご連絡の際は@前後の[ ]を外してください
国際シンポジウムを開催します
2017年6月8日(木)
インタラクティブ物質科学・カデットプログラムでは第3回国際シンポジウムを開催します。
今回のテーマは環境問題、エネルギー問題、資源問題、医療問題にフォーカスし国内外から講師を招き講演を行います。
皆さま方のご参加をお待ちしております。
日時:2017年6月8日(木)、9日(金)
場所:大阪大学会館(豊中キャンパス内)
詳細はこちらをご覧ください ⇒ ISUMS2017
H29年度 第2回 固体物理セミナーを開催します
2017年5月18日(木)
H29年度 第2回 固体物理セミナー
(インタラクティブ物質科学カデットプログラム講演会)
日時:5月18日(木)14:40-16:10
場所:基礎工学部 D404-408共用セミナー室
講師:芝内 孝禎 教授
(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
題目: 「FeSe系超伝導体における特異な電子状態とエキゾチック超伝導」
要旨:鉄系超伝導体が発見されて早10年以上の月日が流れたが、最も単純な結晶
構造を有するFeSe系超伝導体では、次々に異常な物性が観測され、新しい物理が
生まれつつある[1]。特に、非磁性で回転対称性が破れた「電子ネマティック」
秩序の出現、フェルミエネルギーが非常に小さい半金属状態で出現する超伝導、
圧力下で転移温度が4倍以上高くなること、ベリー位相πを持ちながら超伝導の
基底状態を有すること、双晶境界付近で時間反転対称性が破れた超伝導が誘起し
ている可能性など、様々な興味深い性質を示す。本セミナーでは最近の実験結果
を紹介し、この系のエキゾチックな超伝導について議論する。
[1]芝内孝禎、松田祐司、「鉄系超伝導体の最近の進展」
固体物理<超伝導の新しい潮流>特集号 51(11), 649-663 (2016).
問合先:基礎工学研究科 教授 藤本 聡
E-mail:fuji@mp.es.osaka-u.ac.jp
H29年度 第1回 固体物理セミナーを開催します
2017年5月10日(水)
平成29年度 第1回 固体物理セミナー
(インタラクティブ物質科学カデットプログラム講演会)
日時:5月10日(水)14:40-16:10
場所:基礎工学研究科 講義棟 A304
講師:腰原伸也 教授(東京工業大学 理学院 化学系)
題目: 「新しい超高速分光・動的構造観測手法を駆使した物質相制御 -電荷・スピン・軌道の隠れた秩序が生み出す新物性開拓を目指して-」
要旨:
昨今の大型放射光光源とパルスレーザー光の組み合わせ技術の進歩、コンパクトな高強度超短パルスレーザーによるX線、パルス電子線発生技術の飛躍的進展、加えてX線自由電子レーザーの登場、さらには高感度2次元X線、電子線検出器の導入によって、ピコ秒時間スケールはもとより、フェムト秒スケールの構造変化を、オングストロームスケールでとらえることが急速に可能となってきた。我々はこの10年間、動的X線観測装置とフェムト秒分光観測技法を用いて、電荷移動錯体における光誘起強誘電性発現の構造科学的確認と、その前駆現象としてのナノスケールCTストリングダイナミクスの観測[1,2]、強相関電子系Mn酸化物において光励起以外では実現不可能な新しい物質相(隠れた軌道秩序状態、Hidden State)の発見[3]に成功した。また動的電子線回折を用いることで、強相関電子系の典型例でもある有機薄膜結晶において、電荷秩序の動的変化の観測と、基底状態では達成不可能な隠れた電荷秩序の発生の確認に成功した[4,5,6]。以上の背景に基づき本講演では、時間分解構造解析技術の動向ならびにその物質科学的意味合いを実例に基づきながら解説する[7,8]。そして時間が許す限り、非平衡状態にある物質の特性を最大限引き出し、巨大光誘起効果を生み出して行く上で、加速器ベースの各種ビーム源と研究室ベースのレーザー光源の協働が生み出す果実の重要性(甘さ加減)に付いて議論したい。
参考文献
[1] Science 300, (2003) 612-615 DOI: 10.1126/science.1082001
[2] Phys. Rev. Lett. 105, (2010) 246101 DOI:10.1103/PhysRevLett.105.246101
[3] Nature Materials 10, (2011) 101–105 DOI:10.1038/nmat2929
[4] Science 307, (2005) 86-89 DOI: 10.1126/science.1105067
[5] Phys. Rev. Lett. 101, (2008) 067403 DOI:10.1103/PhysRevLett.101.067403
[6] Nature, 496, (2013) 343 DOI: 10.1038/nature12044
[7] Acc. Chem. Res. 47, (2014) 3494−3503 DOI: 10.1021/ar500257b
[8] Science 350 (2015) 1501-1505 DOI: 10.1126/science.aab3480
問合先:基礎工学研究科 准教授 草部浩一
E-mail: kabe@mp.es.osaka-u.ac.jp
インターンシップ報告会(海外)を開催します
2017年3月23日(木)
H28年度第2回カデットプログラム インターンシップ報告会(海外)を開催します。
インターンシップやカデットプログラムに興味のある方はお気軽にご参加ください。
なお、事前申込は不要です.
日時: H29年3月23日(木)13:00~14:00
場所: 豊中キャンパス 文理融合棟7階 講義室3
インターンシップ報告会(国内)を開催します
2017年3月21日(火)
平成28年度第2回 H28年度第2回カデットプログラム インターンシップ報告会(国内)を開催します。
インターンシップやカデットプログラムに興味のある方はお気軽にご参加ください。
なお、事前申込は不要です.
日時:H29年3月 21日 (火) 13:00 ~ 15:00
場所: 豊中キャンパス 文理融合棟7階 講義室3
物質科学特別講義を開催します
2017年3月9日(木)
インタラクティブ物質科学カデットプログラム物質科学特別講義を行います。
単印認定はありませんが、ご関心のある方は是非ご聴講ください。
日時: H29年3月9日(木) 3,4,5限(13時~17:50)
場所: 豊中・基礎工学棟 4階 D棟セミナー室(D404-408)
講師: Prof. Shyamal Kumar Saha
所属: Department of Materials Science, Indian Association for the Cultivation of Science, Jadavpur, Kolkata, India
タイトル: Unusual magnetic aspects in 2D materials
Prof. Saha did his B.Sc. and M.Sc. from University of Calcutta and subsequently carried out his Ph D work in Indian Association for the Cultivation of Science in the year 1994. Currently he is working as a senior professor in the Department of Materials Science, IACS. Prof. Saha has visited several countries in like USA, France, Italy, Taiwan etc. as visiting scientists. He has published more than 100 research papers in reputed international journals. He has received Materials Research Society of India Medal in 2014 and become the Fellow of West Bengal Academy of Science & Technology.